飲食はブラック企業が多い?転職を考えた時に注意しなくてはいけない点

飲食業界はブラック企業が多いというのはよく言われていることであり、転職を希望する人もたくさんいます。t

同じ飲食でも、もっと条件の良い会社や、他の業界に転職を希望する人もいるでしょう。

そこで、今回は飲食業界についてや、転職する際の注意点を紹介します。

関連記事⇒転職の悩みはどうする?多くの人が抱える悩みや解消方法

関連記事⇒隠れ優良企業、隠れホワイト企業で働きたい!探し方は?

ブラック企業が多い?飲食業界の実情

ブラック企業が多いと言われている飲食業界ですが、その実情はどうなんでしょうか。

飲食業界の働き方

基本的に、飲食業はもちろん休日にも営業しますし、営業時間は飲食業の種類によっては深夜、もしくは明け方までにもなります。

その為、基本的には普通のサラリーマンと違って、変形労働時間制を採用しており、かつ休日も土日ではなくシフト制となります。

飲食業の場合、世間が休みとなる土日や連休はむしろ忙しくなってしまう為、暦通りに休むことはほぼできないと考えていいでしょう。

特に連休は休日出勤もあって、全然休みがないという人も多いです。

飲食業界の年間休日数

飲食業界の年間休日数は非常に少ないことは、厚生労働省が発表している就労条件総合調査結果の概況からもわかっています。

上記の資料によれば、飲食業界の年間休日数は93.5日となっており、全ての業界の中で最下位となっています。

全業種の平均年間休日数は105.8日となっており、かなり少ないのが現状です。

飲食業界の有給取得率

飲食業界は年間休日だけでなく、有給休暇取得率も非常に悪いです。

全業種の平均日数が9.0日に対して、飲食業界は6.7日。下から3番目です。

有給休暇はある勤続年数までいくと20日付与されます。取得はその3分の1程度しか取得できていません。

飲食業界の離職率

飲食業界は離職率が高いのも有名です。

厚生労働省の「新規学卒者の離職状況に関する資料一覧」によれば、

飲食業界の3年離職率は、高卒66.2%、大卒53.2%となっています。

全業種だと高卒40.0%、大卒32.3%となっていますから、非常に高いことがわかります。

飲食業界の平均年収

国税庁の「民間給与の実態調査結果」によれば、

飲食業界の平均年収は237万円。

全業界の平均年収415万円に比べれば、非常に低い年収となっています。

ブラック企業大賞にもしばしば選ばれる

休日は少なく給料は低い、労働者にとっては働きやすいとは言えない状況であり、離職率も高くなっているのが実情です。

さらに、サービス残業も多く月の残業時間は100時間を超える場合もあったり、パワハラ等も多いといったことも良く聞きます。

ブラック企業大賞では、しばしば飲食業も選ばれてしまいます。

飲食業界の転職、注意すべき点は?

飲食業界では、離職率の高さからもわかるように、転職を考える人も少なくないでしょう。

転職の場合、違う業界に転職するか、同じ業界で転職するかで悩む人もいるかもしれません。

飲食業界から他の業種に転職する場合

もう飲食業界は嫌だ、他の業種に転職したいと思っている人も多いでしょう。

上記で紹介した通り、業界の中でも労働条件は悪いですから、その選択は正当であると思います。

ただ、なかなか他の業種に転職することは難しいのが現状です。

20代であれば転職できる可能性は十分高いですが、30代、40代と年齢が高くなるほど難易度は高くなります。

飲食業で働いていた上で身につくスキルとした、コミュニケーション力があります。20代であれば評価されますが、30代を超えるとそれだけでは不十分であることが多いです。

店長を経験していれば、管理能力といったものも実績としてアピールできますが、飲食業と他業種では求められていることが違う場合もある為、その実績が必ずしも評価されるわけではありません。

ただ、転職が絶対不可能であるわけではありません。

大切なのは、とにかく早く動き出すことです。

飲食業界内で転職する場合

飲食業であっても、ブラック企業ではない会社、お店は多々あります。

飲食業は全部だめだと認識せず、自分の経験を生かして、飲食業の中から良い会社を探すというのは良い選択しであるといえます。

飲食業に転職する場合に注意しなくてはいけないのは、ブラック企業なのかそうではないのかということをしっかり見極めることです。

インターネットを使う、直接行ってみるなど、とにかく情報を集めることを必ずやってください。

情報収集、これが転職が成功するか失敗に終わるかにかかっています。

現在の転職状況は過去に類を見ないほどのの売り手市場になっており、転職を希望する人にとって大きなチャンスがある環境になっています。

このチャンスを逃すことなく、できるだけ早く転職活動を行ってください。

転職活動のスタートとして行う最初のことが転職サイトへの登録です。

おすすめは

MIIDASは転職サイトとしてもちょっと特殊で自分で求人を探して応募するのではなく、登録後にオファーを待つタイプの転職サイト。

登録時は履歴書や職歴書どころか文章を書くことがそもそもなく、用意されている選択肢から選んでいくなのでとても簡単、3分程度で完了します。

登録するとあなたの市場価値を判断してくれ、だいたいどの程度の年収で転職可能かがわかります。この結果も一つの指標としてみるのも良いでしょう。

このサイトの優れている点は登録するだけでわざわざ自分で求人を探す手間が不用となる点。

しかもオファーの量はそれなりに多いし、オファーの時点で面接確約です。

公式サイト⇒MIIDAS

dodaは求人数やスカウトメールの流通量が国内トップクラス、さらに転職エージェントサービスも可能な日本最大級の転職支援サービス。

大手なだけあって職種が幅広く、さらに年齢や経験有無も関係なく全国対応しているので誰でも可能です。

またここの転職エージェントサービスはかなり評判良く、非公開求人の求人数も他社に比べて相当多いので、転職活動するなら外せない会社の一つです。

ぜひこのサイトだけには欠かさず登録しておきましょう。

公式サイト⇒doda

ハタラクティブは20代向けの転職エージェントサービス。

未経験業界、未経験職種に強みをもっており転職内定率は8割超え。

正社員としての職歴がない派遣社員、フリーターや既卒などの職歴がない人も利用可能であり、職歴が不十分であることを理由に断られることはほぼありません。

転職活動全般をサポートしてくれる転職エージェントサービスは何か一つは使っておきたいところですが、大手だと利用を断られてしまう場合がゼロではありません。

その点、ここは利用できる可能性が高いので、ぜひ活用してみてください。

公式サイト⇒ハタラクティブ

関連記事⇒転職で内定を辞退する場合の注意点、電話がいい?それともメールでも可?

関連記事⇒ベンチャー企業に転職することはリスクが大きい?成功する為にはどうする?