転職での面接で自己紹介、人事の見ているポイントや答え方。

転職での面接で、最初に自己紹介を求めらえることがあります。

本当に単なる自己紹介の場合もありますが、企業によってはしっかり評価の対象としている場合があります。

ですから、たかが自己紹介と舐めてかかってはいけません。

関連記事⇒転職での面接、準備や対策は何が必要？

関連記事⇒転職活動に疲れた時に、あなたがすべきこと

面接での自己紹介、何を見られる？

面接が始まり、一番最初に人事から「自己紹介をお願いします」と言われた。転職活動時によくあることです。

自己紹介なら、履歴書を見ればおよそのことはわかりますから、少ない面接時間で求めてくるということはなんかしらの意図があることです。

人事は自己紹介に対して、以下の意図を持って聞いてきます。

話し方、ビジネスマナー

特別に話す内容を指示されるわけでなく、自由度がある自己紹介では、本人の素がでやすい面であるとも言えます。

そこから、しっかり論理的に話すことができるか、ビジネスマナーが身についた話し方をしているかということを見抜く手段となります。

長々と自己紹介をしたり、転職の場としてはふさわしくない話をしたり、内容の辻褄があっていないようなことがあると、評価は低くなります。

自己アピールの場として

自己紹介を自己アピールの場として考えている場合もあります。

自らが話したいことを話せる場ですから、転職者がどういったことを考え、どういったアピールをしてくるかを見ます。

これから聞く内容の探る

自己紹介を、その後の面接の足がかりとする場合もあります。

応募者が自ら内容から、どういった内容について詳細に突っ込んでいったほうがいいかを考えます。

もちろん、あらかじめ履歴書等で考えてはいますが、応募者が自分で話していることからも判断します。

自己紹介で重要なポイント

では、具体的にどういった点を考えていく必要があるでしょうか。

具体的に自己紹介で注意しなくてはいけない重要なポイントを紹介します。

自己紹介の流れ

自己紹介の流れは以下の通り。

1. 名前
2. 経歴
3. 自己アピール（自分の強み、スキル）
4. 志望動機

名前は当然として、その次に話すのは自分の経歴について。

基本的には前職のみの内容で可。会社名、勤続年数、職種を話しましょう。

ただ、転職先での仕事が前職ではなく、さらに前の会社の仕事と関連しているならば、その仕事についても話しておいたほうがいいです。

自己アピールは、その前に話した経歴から、応募している転職先での仕事に通じる内容で、実績を交えながら話しましょう。

特にこの部分は話のつながりを意識しなくてはいけません。

最終的に志望動機は、自己アピールで話した内容が生かすことができるということも交えながら、熱意を伝えてください。

経歴、自己アピール、志望動機はそれぞれ別のものではなく、一体であると考え、話の流れがスムーズになるように心がけましょう。

自己紹介で話す時間

自己紹介は2分から3分程度を目安として考えてください。

それ以上長いのは話しすぎです。

自己紹介はあくまで冒頭の要点だけを話す場ですから、無駄に長くなることはNGです。

自己紹介でやってはいけないこと

必要ない話はしない

面接の場での自己紹介は、あくまで採用するかどうかを評価する判断基準の一つであり、評価するに関係ない内容について話す必要はありません。

趣味や特技、出身地、家族構成といったものは話さないようにしましょう。

要点のみ、詳細は話さない

自己アピール、志望動機はついつい長く話がち。

しかし、あくまで自己紹介ですから、要点だけを話すようにしてください。

能力や志望動機は後でしっかり聞かれますから、自己紹介の場で100%伝えきる必要はありません。

面接の場では油断しない

自己紹介はついつい油断しがちですが、全ての発言、行動がチェックされ、評価されていると考えてください。

今回紹介した自己紹介に限らず、面接になかなか上手くいかないというのなら、一度自分の面接の立ち振る舞い、発言、回答をチェックして見てください。

客観的に見ることで、間違った転職の仕方に気付けることもあります。

関連記事⇒転職での面接、準備や対策は何が必要？

関連記事⇒人手不足で売り手市場、狙い目の業界や売り手市場の盲点。