長時間労働の危険性!残業80時間は注意、残業100時間は危険!

残業時間が多い、長時間労働が慢性化しているといったことが転職理由の理由としてあげている人は多いです。

ひどい人であれば、残業80時間や残業100時間を超えている人もいるでしょう。

しかし、それは非常に危険なことです。

忙しいから仕方ないと長時間労働に我慢していると、過労死にもつながりかねません。

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長時間労働の危険性を知ろう

残業時間が多く長時間労働になってしまっている人も多くいます。

仕事だから、繁忙期だから、周りもやっているからと、長時間労働が当たり前になっていませんか?

しかし、残業80時間を超えると注意しなくてはなりません。ましてや残業100時間を超えていると、それは非常に危険な状態です。

長時間労働による健康への影響

長時間労働は、心身共に、悪影響を及ぼしてしまいます。

仕事をしている時間が増えれば増えるほど、仕事以外の時間が無くなります。

その結果、自分の時間を持つことができず、趣味の時間、休息の時間、睡眠時間が減ってしまいます。

残業100時間と考えると、1日平均5時間程度の残業時間です。

通勤時間が往復2時間、勤務時間が8時間、会社での休憩時間が1時間、そして残業時間が5時間となると、合計で16時間となります。

すると、残りの時間は8時間しかないのです。

実際、残業80時間の人で睡眠時間の平均は5.7時間程度、残業100時間の人で5時間程度となっています。

この結果、心身ともに疲れがとれず、疲労が蓄積し続けてしまうのです。

参考:過重労働とメンタルヘルス

長時間労働により引き起こされる健康障害として、脳疾患や心臓疾患があげられます。

長時間労働による脳疾患、心臓疾患発症のリスクは、普通の人に比べ2~3倍もあるのです。

また、精神的ストレスが増えることによるうつ病の発症のリスクも高く、これによる自殺者の増加も問題となっています。

長時間労働が引き起こしている問題

長時間労働により、心身ともに健康を害します。

それがどの程度いるか知っていますか?

厚生労働省の過労死等に係る統計資料によれば、1年で健康障害によって労災支給された人数は以下の通りになっています。

  • 脳・心臓疾患による労災支給件数:306件(内過労死133件)
  • 精神障害による労災支給決定件数:436件(内過労死63件)

非常に多くの人が、健康を害しており、さらにおよそ200人が亡くなっているのです。

残業80時間は注意、残業100時間は危険

では、どの程度の残業時間であれば、健康障害を及ぼしてしまうのでしょうか。

判断基準として、残業80時間と残業100時間という数字があげられます。

健康障害のリスクが高まるとされる過労死ラインは以下の通りとなっています。

・発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働

・発症前1か月間におおむね100時間の時間外残業

引用:Wikipedia

残業100時間は、たった1ヶ月行うだけでも、過労死のリスクがあるのです。

また、第1063号厚生労働省労働基準局長通達によれば、脳疾患、心疾患になるリスクとして以下のように決まっています。

・おおむね45時間を超えて時間外労働時間が長くなるほど、業務と発症との関連性が徐々に強まると評価できること

・発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できる。

引用:Wikipedia

残業時間が多すぎる場合には、会社を辞めるという選択肢を

残業時間が多すぎて長時間労働が当たり前になっている会社で働き続けることは非常に危険なことです。

そういった会社からは逃げなくてはなりません。

残業時間が多い人ほど、転職活動にあてることができる時間がないという理由から、会社を辞めることができずにいることも多いです。

しかし、いつかは動き出さないといつまでたっても抜け出すことはできず、最悪の場合健康を害することになってしまいます。

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場合によっては、会社を辞めてから転職活動をするということを選んでしまってもいいんです。

失業保険は、自己都合の退職の場合には通常3ヶ月間の給付制限がついてしまいます。

しかし、会社を辞める過去3ヶ月間の残業時間が45時間以上であれば、長時間労働を理由に給付制限は無くすぐに貰うこともできるのです。

貯金が無くても、それを生活費に転職活動を進めればいいのです。

健康を害する前に、すぐにでも動かなくてはいけません。

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