2times

転職回数が多ければ多いほど、転職活動時に不利に働いてしまう。

これは確かに事実です。

だからといって、転職2回目、3回目だと転職に成功することができないわけではありません。

転職2回目、3回目になると不利になるから、同じ会社で我慢し続けなければならないなんてことはありません。

そこで、今回は転職2回目、3回目における注意点を紹介します。

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2回目、3回目の転職は不利になる?

以前の記事、転職回数は何回まで?多いと不利になる?実態や平均。で紹介していますが、やはり転職回数は多ければ多いほうが不利になります。

1回目の転職であれば、前の会社自体に問題があったと思ってくれたり、働くことがわかってない学生の頃に選んでいるからミスマッチも仕方がないと思われることもありますが、

2回目、3回目と繰り返していくと、問題はその本人自身にあると考えられるようになってしまいます。

もし、2回目の転職、3回目の転職となる場合は、その事実から目を背けてはいけません。

ただ、大切なのは回数ばかりではありません。

勤続年数は非常に大切

転職回数だけでなく、勤続年数も大切になることを忘れてはいけません。

特に転職では1つ前の会社の勤続年数が重要な判断基準となります。

例えば、短期間に転職を繰り返す場合には、1つの会社での勤続年数は短くなってしまいます。

そうなると転職で最も不利になってしまいます。

退職理由、転職理由で、キャリアアップといった前向きなものを述べても信じて貰えずに、ストレス耐性が弱いといった風に思われてしまいます。

しかし、新卒で入社後にすぐ転職したけれど、次の会社では10年以上働いていたという場合であれば、そこまで不利にはなりません。

企業は、長く働いてくれる人材を求めます。

転職が2回目、3回目であっても、1つ前の企業を長く働いていれば、十分長く働くことができると判断されることが多いです。

それであれば、前向きな退職、転職理由についても信じてもらうことができます。

スキル、実績

中途採用で重要な判断基準となる要素のもう一つが、スキルや実績です。

転職を繰り返して、様々な仕事をしている人と、一つの会社に居続けて仕事をしてきた人であれば、

後者のほうが身についていると思われます。

実際は、長く働いていたところで全然身についていない人もいますし、短期間だとしても、十分なスキルを身につけている人もいます。

これは、転職活動における書類選考や面接で確認しますが、実際はなかなか見抜くことができません。

その為、結局どれくらい働いてきたかということを重視するしかないのです。

中途採用では経験年数3年以上といった形で実務経験の年数を応募条件としていることが多いです。

実際は3年に満たなくても基準の能力に達している人もいますし、3年たっても全然身についていない人もいます。

それでも企業は年数を条件にしているのです。

2回目、3回目の転職で不利な状況を覆すには

いずれにしたって、1回目の転職に比べると、不利な状況に変わりません。

2回目、3回目の転職の際には、その不利を覆すための戦略が必要となります。

企業は長く働いてくれる人材を求めます。

過去は転職を繰り返しているけれど、長く働くことができる人材であることを示さなくてはならないのです。

2回目、3回目の転職を成功させる為には

では、どうすれば不利な状況を覆すことができるでしょうか。

それには自分の状況をに応じて対策していかなければなりません。

前の会社の勤続年数が長い場合

前の会社の勤続年数が長い場合には、それほど転職活動において不利になることを気にする必要はありません。

転職理由をキャリアアップややりたい仕事だからなどといった前向きなものでも問題ありません。

しかし、面接時に1つめの会社はなぜ退職したかということを聞かれることが多いので、その答えを用意しておく必要があります。

例えば、学生時代に何も考えず仕事を決めてしまい、入社後に自分のやりたい仕事に気づいた為、それができる入社に転職した。

その会社で経験を積む中で、さらに自分を成長させたいと感じた。

といったように、今回転職する理由につなげるといいでしょう。

前の会社の勤続年数が短い場合

前の会社の勤続年数が短い場合、上記でも述べていますが、前向きな転職理由、退職理由を述べてもそれを信じてもらうことは難しいでしょう。

もし、あなたが企業側にたった場合、短い期間で転職回数が2回、3回と繰り返している人がキャリアアップの為だとか言っても、信じることはできませんよね。

もっとネガティブな理由で辞めたんだなって思うのが正常でしょう。

仕事が辛くて辞めたとか、人間関係がうまくいかなかったから辞めたといったことを想像します。

ただ、前向きな理由を述べることが悪いわけではありません。

というより、正直な理由を述べても受かることはできません。

転職を短期間で繰り返している場合は、その理由の中に前回の反省点を入れ、その反省点を活かした上で転職をしようとしているということを述べる必要があります。

転職を繰り返していることを、会社のせいにばかりするのではなく、自身にも問題があると素直に認め、その上で、その反省を活かしているというのは大きな強みとなります。

複数の会社を経験していることは強みにもなる

2回、3回と転職を繰り返すことは、転職活動えは不利になります。

それはストレス耐性に弱く、長くは働いてくれないのではないかと思われてしまうことが大きな要因です。

しかし、履歴書や面接において、その思われないようにすることができたならば、複数の会社を経験していることが強みともなりえます。

ありがちな転職理由をそのまま使うのではなく、自分の状況、企業が望む形をしっかり考えるようにしましょう。

現在の転職状況は過去に類を見ないほどのの売り手市場になっており、転職を希望する人にとって大きなチャンスがある環境になっています。

このチャンスを逃すことなく、できるだけ早く転職活動を行ってください。

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