転職回数は何回まで?多いと不利になる?実態や平均。

転職回数はあまりに多すぎると、不利になってしまうと言われています。

今回は、転職回数について紹介していきます。

転職回数は何回までなら不利にならない?

転職回数が多いと、一般的に転職では不利になるとされています。

実際のところ、何回程度で不利になるのでしょうか。

実際のデータを紹介します。

リクナビNEXTによる調査結果

実際にリクナビNEXTが転職回数と、採用の関係性を調査しました。

その結果、転職回数は3回を超えるあたりからマイナスイメージが付き始めるそうです。

逆に1、2回では転職の採用において不利になることは少ないです。

すなわち転職回数が2回で気にしなくてもよく、チャレンジする価値はあると考えられます。

実際に、企業の85%は転職歴が2回以上の応募者を採用した実績があるそうです。

しかし、転職回数が多ければ多いほど不利なのは確か。

例えば、6回以上転職歴がある人を採用した実績のある企業は16.5%しかいません。

dodaによる調査結果

dodaでは、転職回数と転職成功率の関係を調査しました。

その結果が以下の通り。

転職回数

 

初めての転職を100%とした時、35歳以上は2回目で成功率があがっていますが、

他の年齢では転職回数が多ければ多いほど減っています。

特に24歳以下だと、2回目の転職で大きく成功率が下がっています。

この結果から短期間で転職を繰り返すということは不利になるということが見てわかります。

リクナビNEXTのアンケート結果では3回では不利にはならないとされていましたが、

今回の結果では24歳以下では2回目以降、25歳以上では3回目以降に不利となるという結果になっています。

関連記事:転職に有利な年齢は?限界は何歳まで?

転職回数の平均はどれくらい?

世間の転職回数はどれくらいなのでしょうか。

en転職が転職経験の有無及び回数を調査しました。

その結果が以下の通りです。

平均転職回数

全年齢だと、転職の経験がないのはたった17%です。

新卒社員の離職率は30%以上あることを考えると、確かにこれくらいはあるのでしょう。

転職時に転職回数で多いとされる3回以上の転職回数を持つ人はなんと61%と非常に多い数字になっています。

5回以上の転職回数を持つ人も17%以上であり、

例え、多ければ多いほど不利とされていたとしても、実態としては転職回数が多くても特別なことではないのです。

転職回数が多いとなぜ不利になる?

転職回数が多いと、なぜ転職で不利となってしまうのでしょうか。

企業側の立場になって考えてみましょう。

またすぐに辞めるのではないかと思われる

企業としては、雇った社員が会社にとって利益を出してくれることを求めます。

社員に1000万円かかったとしても、その社員が2000万円の利益をもたらすのであればいいですが、

社員に1000万円かかったとしても、その社員が500万円の利益しかもたらさないのであれば、会社にとってはマイナスです。

そんな社員ばかりだと、会社は赤字になり潰れてしまいます。

では、せっかく雇った社員がすぐに辞めてしまってはどうでしょう。

まず、人を雇う為には、転職サイトに載せたり、面接をしたりと様々な経費がかかります。

また、雇ったばかりの社員は、前の仕事が同じジャンルだったとしても、すぐにバリバリ仕事ができるわけではなく、

教育が必要であったりとお金も労力もかかります。

その為、すぐに辞めてしまうのではないかという人は雇いたくはないのです。

また会社側としては、経験を積み重ねていき、責任の重い仕事を任せることができる人材を求めます。

ですから、自分の会社に長くいてほしいのです。

転職回数が多ければ多い人ほど、またすぐに転職してしまうのではないかと思われることは当然です。

経験が浅いと思われる

転職回数が多く、一つの会社にいることが短ければ短いほど、仕事の経験値が浅いと考えられます。

会社側としては、転職者に経験を求めることが多いです。

経験が浅いと思われてしまうと、企業側が転職者を採用する理由と食い違い、除外されてしまうことがあります。

関連記事:中途採用とは?新卒とはどう違い、何を求められているか

ストレス耐性が弱いと思われる

転職回数が多い人はすぐに会社を辞めてしまうと思われてします。

では、なぜ会社を辞めるのでしょう。

会社を辞める理由として、辛いことがあった為にという理由の人も多いです。

仕事は正直理不尽なこともたくさんありますし、難しい問題にぶつかることもよくあります。

会社側としては、そういった時に、耐えることができ乗り越えることができる人を求めます。

転職回数が多い人は、そういう時に耐えることができず逃げてしまうのではないかと思われてしまいます。

確かに、転職理由がツライなどといった理由ではない人はたくさんいます。

しかし、会社側としては、そういう可能性があると思ってしまう為、多ければ多いほど不利になってしまうのです。

転職回数が多くても、転職を不利にしない為には

転職回数が多いと、転職に成功できないかというとそうではありません。

上記で述べたような会社側が嫌がる理由を、明確に違うということができるような、履歴書であったり、面接の対応が必要となります。

しっかり対策すれば、成功することは可能なのです。

転職回数が多いからと、躊躇している人や、なかなか成功しない人がいるならばこういった点に注意してください。

また、履歴書や面接での対策は転職エージェントが便利です。

履歴書の添削や、面接の練習を行ってくれ、対策なども教えてくれます。

転職については一人で頑張らずにプロにも協力してもらい、成功につなげましょう。

現在の転職状況は過去に類を見ないほどのの売り手市場になっており、転職を希望する人にとって大きなチャンスがある環境になっています。

このチャンスを逃すことなく、できるだけ早く転職活動を行ってください。

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