転職活動を進める際、1社だけでなく、複数の企業を同時に進めていくというのは、ほとんどの人が行っています。
1社ずつやっていては、転職活動に時間がかかりますし、転職活動の期間を短縮させる為にも当然のことであると言えます。
ただ、この場合、複数の企業から内定を貰う場合もあり、入社する企業以外は内定を辞退する必要があります。
そこで、今回は内定辞退する場合の注意点について紹介します。
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内定辞退することは問題なし
まず、内定辞退することは違法でもなんでもありません。
企業によっては、内定辞退を告げると、罵声を浴びせたり、採用にかかった費用の損害賠償を請求すると言ってくる会社もあるそうですが、
法律上何も問題ない為、気にする必要はありません。
内定した場合、内定承諾書などの書類にサインを求められるかもしれません。
書くことを拒否すると、内定取り消しになってしまうこともあるので、書くしかありませんが、たとえ書いてしまったとしても、その後に内定辞退することはできます。
労働基準法16条において、労働契約の不履行について違約金を定めたり、損害賠償額を予定する契約をしてはいけないとなっていますから、内定辞退したからといって損害賠償を支払う必要が発生するなんてことはありません。
とは言え、わざわざ面接をしてもらって、内定をいただいた会社です。
社会人として最低限のマナーは守る必要があります。
内定辞退する場合の注意点
いくら法律的に問題ないとはいえ、誠意をもって対応しなくてはなりません。
内定から辞退までの日数
内定を貰った段階で、すぐに辞退ができる状態であればいいですが、その会社が第二志望の会社で、第一志望は結果待ちであるという場合もあるでしょう。
その場合、入社するか、それとも辞退するかという回答を待ってもらう必要があります。
ただ、待ってもらう日数としては最大でも1週間程度であると考えておきましょう。
入社するか決めていない段階で入社するというよりも、できるだけ保留にしたほうが企業にとってはありがたいです。
入社すると言ってしまった場合、他の応募者に対して不合格であることを伝えてしまうこともあります。
内定辞退は電話?メール?
内定辞退については、できれば電話で行うほうがいいです。
特に、一度内定を承諾した場合には、必ず電話で辞退することを伝えましょう。
やはり、メールだけだと、良い印象を受けませんし、電話のほうが誠意を伝えることができます。
とは言え、メールにも良い点はあります。
メールの場合、しっかり証拠として残ります。言った、言わないというのが防げます。
ですから、最初は電話で内定辞退を告げ、その後にメールにてあらためて連絡するという形がベストです。
内定辞退の理由
内定辞退の理由は、特に正直に伝える必要はありません。
多くの場合は、他の会社に行くことにしたという理由であり、それは企業もわかっています。
しかし、それを最初から理由として言ってしまうのはNGです。
とりあえず個人的な事情として、聞かれたら条件面ではなく、仕事内容ややりがい、自分の将来をからめた理由にするといいでしょう。
間違っても、その会社の悪口と捉えられるような発言はしてはいけません。
例えば、他社に比べて条件が悪いだとか、休みが少ないだとか、そういったことを理由にするのは避けてください。
転職エージェントにも伝える
忘れがちなのが、転職エージェントにも内定を辞退することを伝えることです。
転職エージェントを経由しないで応募した場合には必要ありませんが、もし経由しているならば、必ず報告するようにしましょう。
この場合は、理由も正直に答えてかまいません。
内定辞退は誠意をもって、お礼と謝罪する
内定辞退する場合、大切なのは、誠意をもってお礼と謝罪することです。
いくら法律で守られているからといって、適当にするのではなく、しっかりお礼と謝罪を伝えるように心がけてください。
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