社会人3年目に、転職を考える人も多いのではないでしょうか。
ただ、もう少し頑張ってよく言われる3年は働いてみるか、気にせず転職してしまうか悩むところです。
そこで、社会人3年目の転職で転職すべきかどうかを決断する為に考えるべきことを紹介します。
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社会人3年目に会社を辞める人は多い
社会人になってまず3年は働いてみろと言われます。
しかし、実際は非常に多くの人が会社を辞めています。
厚労省の新規学卒者の離職状況に関する資料一覧によれば、大卒の新卒社員の離職率は以下のようになっています。
1年以内離職率・・・12.2%
2年以内離職率・・・22.8%
3年以内離職率・・・32.3%
3年以内であれば3割、3年目に辞める人は1割もいるのです。
これが高卒、中卒となるともっと高い数字になります。
社会人3年目になると、同期と差がついてきたことで嫌になってしまったり、それなりに仕事を理解した上で、自分のやりたい仕事とは違うということを認識したり、他の会社の話を聞いて自分の会社よりも良いことに気づいたりと、自分のキャリアについて考える機会が増えることで、転職する人が多くいます。
また、3年目になって人間関係や労働環境にもう限界と感じてしまう人もいるでしょう。
転職すべきか悩んだら
人によって様々理由から転職したいと思いながらも、本当に転職すべきか悩む人も多くいるでしょう。
そんな時、社会人3年目で転職するということはどういうことかを理解し、決断しましょう。
第二新卒で転職する最後の年
第二新卒での転職は社会人1年目から3年目が対象です。
第二新卒では仕事上の経験は重視されず、社会人としての基本的なことや、ポテンシャル採用である為、職種を変えることが社会人3年目以降の転職に比べると容易です。
もしも、今の仕事がつまらない、違う仕事をしたいと考えているのであれば、3年を待たずにすぐに転職したほうがいいでしょう。
キャリア採用には経験不足
スキルを活かし、キャリア採用で転職をしたいと考えている場合、3年に満たない経験は不足であると考えられてしまうことが多いです。
3年以上の経験を条件にしている会社も多いです。
もし行きたい会社が第二新卒の採用を行っていない場合には、もう1年頑張る必要がでてきます。
どのような会社で第二新卒の採用を行っており、自分が行きたいと思える会社があるかどうかを見極める必要があります。
あと1年働くことができるか、できないか
辛い環境だと、あと1年だけとわかっていても、相当辛いものです。
その残り1年を働くことができるか、それともできないかということも決断する為の一つの理由になるでしょう。
無理をしすぎてしまうことになるようであれば、まずは転職活動を始めてみるのがいいでしょう。
自分の中で理由が明確になっているか
なぜ転職するか、そして転職後に何をしたいかということが自分の中で明確になっているかは非常に大切なことです。
3年以内の転職は、1回であればいいですが、再度すぐに転職することになった時、転職活動で不利になってしまいます。
ですから、しっかりと転職理由を明確にし、満足のいく転職をする必要があります。
これが出来ずに転職してしまうと、またすぐ辞めてしまうことになり、転職癖がついてしまうことにもなりかねません。
転職するかどうかを決めるのは自分
結局、転職するかどうかを決めるのは自分です。
周りが転職したからなどではなく、自分がどうなりたいかを考え、転職するかどうかを決めましょう。
現在の転職状況は過去に類を見ないほどのの売り手市場になっており、転職を希望する人にとって大きなチャンスがある環境になっています。
このチャンスを逃すことなく、できるだけ早く転職活動を行ってください。
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