基本給は転職時に必ずチェック。月給高くても基本給が低いのは危険

転職時、誰もがお金をいくらもらえるかということを気にするでしょう。

しかし、気をつけなければ行けないのがその表記が基本給なのか、月給なのか。

もし、月給だけで書かれている場合、必ず基本給について確認しておく必要があります。

基本給が低いと、かなり損することになりかねないのです。

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基本給と月給の違い

まずは、基本給と月給の違いについてしっかり理解しておく必要があります。

給料の中には基準となる金額に加え、残業手当や通勤手当、役職手当、家族手当など様々な金額が乗ります。

そのトータルの金額から税金や年金などの社会保険料が引かれ、手取りとしてあなたの手元に入ってきます。

この給料の中で、基本給というのは手当等を含まない、基準となる金額のみのことです。

そして月給とは、基本給に固定の手当等を含んだ税を引かれる前の金額となります。

固定の金額というのは役職手当など、月々で変動しないものです。

残業手当など、月々で変動するものは月給には含みません。

基本給が低いとどうなる?

では基本給が低いことによって、どんなことで損をしてしまうでしょうか。

残業代

基本給が低いと残業代の時給は少なくなります。

残業代は、基本給の2.5割増以上と労働基準法で決まっていますから、同じ2.5割であれば、基本給が高いほうが時給として多くもらえます。

例えば、給料が25万円の場合で考えてみましょう。

基本給15万円、手当5万円の人がいるとします。

かたや、基本給2o万円の人がいるとします。

月給は同じですね。

しかし、残業を同じだけ行った場合には、後者のほうがもらえる給料は高くなるのです。

ボーナス

ボーナスの計算方法は会社によってまちまちですが、多くの場合、基本給の〇ヶ月と算出されます。

基本給をもとに算出されますから、基本給は多いに限ります。

ボーナスが5ヶ月ももらえる!と喜んでいたら、実はそもそも基本給が低いからそれほど貰えないなんてことになってしまう可能性もあるのです。

退職金

退職金もボーナス同様、基本給をもとに算出されることが多いため、同じ月給であっても基本給が高いほうが多くもらえることになります。

手当は低くなる可能性も・・・

基本給はそうそう簡単には下げられることもありませんが、手当ては下げられる可能性も高いです。

例えば、役職手当であれば、その役職を外されるともらえなくなります。

また、業績に応じた調整手当がでる場合は、もし業績が悪くなると一気に給料が下がってしまうということも考えられます。

基本給が低いのに年収が高いのは危険

転職時、年収で判断する人も多いでしょう。

しかし、それは月給同様危険です。

基本給が低いが、年収が高いというのはどのような状況があるでしょう。

まずは、ボーナスが高い可能性。しかし、基本給が低いとそれほど多くはもらえません。

次に手当が多い場合。会社によっては様々な手当がつき、基本給が低くても、月給、年収が高いという場合はあります。

この場合ならいいでしょう。

しかし、危険な場合もあります。

基本給は低いが、年収は高い、手当は普通につく程度。

ここで考えられるのは残業代が非常に多いということ。

すなわち、残業や休日出勤が非常に長時間になる場合もあるのです。

もちろん、人によっては今のご時世残業代を貰えるだけましと考える人もいるでようし、長時間労働なんて大丈夫という人もいるかもしれませんが、

そうではない人が知らずに転職してしまうとかなりきついでしょう。

基本給は入社前に必ず知ること

これまで紹介してきたように、転職時には月給や年収だけではなく、必ず基本給を知った上で転職活動を行うようにしましょう。

もし、書いていないのであれば、転職エージェントに聞くなりしましょう。

入社してから基本給が低いなんてことにならないように気を付けましょう。

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