転職でハローワークを使う際の注意点、メリット、デメリットを要チェック

転職で求人を探す際の方法として、転職サイトを使う方法とハローワークを使う方法があります。

ハローワークに失業保険の手続きなどをしに行ったついでに、求人を探していくつか応募してみるという人もいるのではないでしょうか。

ただ、ハローワークにはメリットもデメリットもある為、ハローワークで求人を探す際には注意しておかなくてはならないことがあります。

そこで、今回はハローワークを使って転職する場合の注意点を紹介します。

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ハローワークのメリット、デメリット

ハローワークを利用することにはメリットがある一方でデメリットもあります。

求人を探す前に、知っておかなければ転職後に後悔してしまうことになりかねません。

ハローワークのメリット

まずはハローワークのメリットを紹介していきます。

無料で利用可、相談にものってくれる

ハローワークでは求人を探す、求人に応募する、履歴書、面接等の相談といったもの全てを無料で利用することが可能です。

転職サイト、転職エージェントでも無料で利用は可能ですが、転職エージェントの場合は3ヶ月のみと期間を制限されていることも多いですが、ハローワークの場合はありません。

利用方法などもわからないことがあれば職員が手伝ってくれますので、使いやすいという点では優れています。

地元の企業の求人広告が多い

ハローワークの求人広告の特徴は、地元の企業が多い点です。

ハローワークは各地にあり、企業は地元のハローワークに求人広告があります。

地元で仕事を探したいという人には、多くの求人を探す場として利用することができるでしょう。

転職サイトでも地域別に見ることは可能ですが、転職サイトに求人を出すにはそれなりのお金を運営会社に払わなければならない為、中小企業等はハローワークに求人をだすことが多いです。

たとえ中小企業でも優良企業はたくさんありますから、そういった企業を見つけることができる可能性があります。

倍率は低い

転職サイトに載っている求人に比べ、ハローワークに載っている求人は倍率が低く、受かりやすいという面を持っています。

転職サイトでは、全国の人が気軽に求人を見ることができるため、自然と倍率は高くなってしまいますが、ハローワークでは地元に限定して求人をだすことが多い為、倍率は低くなります。

また、選考自体も短期間で済むことが多いです。

ハローワークのデメリット

ハローワークを利用して求人を探す際に気を付けなくてはいけないのは、メリットよりもデメリットでえす。

ブラック企業、空求人もある

ハローワークに求人をだすのは無料です。

ブラック企業のように離職率の高い会社では、毎回転職サイトに求人をだすとお金がかかってしまいますから、それは避けハローワークでのみ求人をだすことが多いです。

また、採用する気がないのに求人をだす空求人も存在します。

こんな会社に応募するのは単なる時間の無駄です。

空求人は、会社名の宣伝、採用活動を行っているように見せかけ企業の体力があることをアピールするなどの為に行われるそうです。

大手企業は少ない

大手企業は、全国から優秀な人材を集める為にハローワークよりも転職サイトを利用して求人をだします。

中小企業だと、全国から求人を見て応募してくることは少ないですが、大手企業であれば、地元でなくても応募してくる人が多い為です。

その為、ハローワークには大手企業が少なく、大手企業に入りたいと思っている人にとっては満足のいく求人を探すことは困難であるといえるでしょう。

担当者の能力が低いことも

転職に関するアドバイスをしてくれるハローワークの担当者ですが、担当者によっては能力が低いこともあります。

転職に関するノウハウは利益をだすことを目的にしてる転職エージェントのほうが持っており、エージェントの質も高いです。

履歴書の書き方、面接の対策といった点でも転職エージェントは優れています。

待ち時間が長い

時期や地域にもよりますが、ハローワークは混んでいることも多いです。

求人検索や相談しに行ったけど何時間も待つことになってしまうこともあります。

転職サイトであれば自分の好きな時間で利用できますし、転職エージェントであれば、事前に予約して決まった時間に行けばいいですが、ハローワークはそうもいきません。

ハローワークを利用して転職する場合の注意点

ハローワークを利用して転職活動を行う場合、何より気を付けなくてはいけないのが、ブラック企業に応募してしまうことです。

万が一入ってしまっても、すぐ辞めることになり、また転職活動を行わないといけなくなります。

ブラック企業を避ける為に、以下のことを注意してください。

  • 求人内容におかしな点がない
  • 求人広告を出し続けていない
  • 仕事内容が明確になっている
  • 直接見に行く

求人内容が、他の会社に比べて良すぎたり、矛盾がある場合は要注意です。

また、ブラック企業はすぐ人が辞めて常に人手不足となっている為、常に求人を出している傾向があります。

また、仕事内容があいまいにされ、聞いてもしっかり答えてくれない場合も危険です。

ハローワークを利用する場合、地元の企業であることが多いですから直接見に行くのも一つの手です。

実際に打診して見させてもらうのもいいですし、その前に外かその企業を見て、夜遅くまであかりが点いていないかなどをチェックするのもいいでしょう。

また、地元企業で転職したいと思っても、転職サイトや転職エージェントは積極的に利用しましょう。

選択肢は広がりますし、多くのノウハウを手にいれることもできます。

最後に

転職で成功する為には、自分でしっかり考え、行動することが大切です。

とりあえずハローワークを利用すればいいかと、たいして考えずにいると、後悔することにつながります。

どうすれば成功できるか、自分でも考えてみてください。

現在の転職状況は過去に類を見ないほどのの売り手市場になっており、転職を希望する人にとって大きなチャンスがある環境になっています。

このチャンスを逃すことなく、できるだけ早く転職活動を行ってください。

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