転職活動にはどれくらい期間がかかるのでしょうか。
転職を考える時、人間関係がよくない、上司からのパワハラがきついといったネガティブな理由がある人もいるかと思います。
そういった人は、すぐにでも会社をやめたいと思っていることでしょう。
しかし、次が決まらないうちに会社を辞めてしまうのはやはりリスクがあります。
できることなら、転職先が決まってから辞めたいですよね。
そこで、今回は転職にかかる平均の期間を紹介します。
関連記事:転職時期はいつがいい?転職活動をおこなうベストな時期
転職活動スタート、どんなステップ?
まずは転職活動のステップを紹介しましょう。
ステップ1:転職サイト、転職エージェントに登録
転職活動のスタートは転職サイト、転職エージェントに登録することです。
転職なので、登録しなければならない情報は多いですが、まずは面倒くさがらずにやることです。
しっかり登録することで、非公開求人やスカウトメールくるようになります。
また、転職エージェントに登録すれば早ければ次の日、遅くても数日後に、担当者から連絡があります。
そこで、エージェントとの面談日等を決めます。
私の経験上、転職エージェントへの登録は必須です。
あなたに有益な情報や、履歴書の添削、面接の練習をしてくれます。
ステップ2:転職先選び
登録した後は、受ける会社を選びましょう。
新卒の時と違い、中途採用の場合、経験が重視される為、企業が求めている人材は要確認しなくてはいけません。
公開されている求人情報よりも、スカウトメールで来る情報や非公開求人、エージェントが紹介してくれる企業に、好条件の企業が多いので要チェックです。
また、そういった求人はあなたの経験等に適したものが多いため、合格率は高くなります。
ステップ3:書類審査
会社が決まれば、応募です。たいていは書類審査が最初にあります。
履歴書はエージェントに添削してもらいましょう。
会社にもよりますが、それなりに期間がかかります。
書類審査の期限や応募者の数にもよります。
ステップ4:面接
書類審査はなかなか受かりません。
審査の期間が長いので、短期間で転職活動を終わらせたいと思っているなrば、複数の会社に応募しておかなければなりません。
書類審査で合格できれば、次は面接です。
転職での面接の場合、相手の企業もこちらがまだ仕事をしていることは把握している為、こちらが休める日程で調整してくれる場合も多いです。
日程を調整し、面接を行うまで、すぐできる場合もあれば、長ければ数週間かかる場合もあります。
ステップ5:内定
面接が終われば、内定がでるのを祈るばかりですが、ここも期間が長い場合が多いです。
というのも、企業が面接するのはあなただけではなく、何人もおり、
全員の面接が終わった上で合格者を決めるわけですから、それなりに時間がかかるのは当然ですよね。
もちろん、企業によっては当日に決まる場合もありますが。
関連記事:転職の流れを知っておこう、0からスタートする転職活動
転職活動期間の平均はどれくらい?
転職活動期間の平均はどれくらいでしょうか?
エン・ジャパンの調査結果での転職活動平均期間
エン・ジャパンの調査結果によれば、転職活動の期間は以下の通りだそうです。
- 1ヶ月半以内:17%
- 3ヶ月以内:58%
- 6ヶ月以内:22%
- 7ヶ月以上:3%
最も多いのが1ヶ月半以上~3ヶ月以内となっています。
1ヶ月半以内と合算すれば転職活動の期間は3ヶ月以内が75%と高い数字になっています。
転職活動はその人自身の頑張りだとか、忙しさだとかにも影響します。
今の仕事が忙しすぎて、なかなか履歴書もかけない、面接にもいけないとなると長期化するのは当然です。
本気で転職を考えれば、3ヶ月以内に終わらせるということは非常に現実的な数字です。
ただ、転職活動期間は年齢にもよります。
平均期間は20代が短く、年齢が増すほど長期化する傾向があります。
20代では1ヶ月半が42.9%、3ヶ月以内が47.6%となっていますが、
40代では1ヶ月半が9.2%、3ヶ月以内が49.6%となっており、大きな差があります。
若ければ、若い方がやはり需要は多く、転職活動の平均期間も短くなるのです。
@typeの調査結果での転職活動平均期間
@typeが調査した転職活動期間の平均は2.1ヶ月だそうです。
その内訳は以下のとおり。
- 2週間以内:25.4%
- 2週間~1ヶ月以内:19.2%
- 1~2ヶ月:20.4%
- 2~3ヶ月:12.9%
- 4~5ヶ月:2.7%
- 5~6ヶ月:4.9%
- 6~7ヶ月:2.0%
- 7ヶ月以上:6.5%
なんと2週間以上が約4分の1で最も多いという結果になりました。
ただ文中でも、2週間以内は転職サイトを利用してというよりは人づてであるとか引き抜きのケースであるだとうと考えられます。
私の経験としても、転職サイトを利用した場合に2週間以内は非現実的であると思います。
1ヶ月以内ならなんとかいけると思います。
引き抜き、人づては転職を考えたときにつくろうとおもってつくることができるものがないので、
基本的に転職サイトに登録するしかありませんので、平均期間は3ヶ月程度だと考えていいでしょう。
満足の行く転職活動にする為に
これまでの結果から転職活動の期間は平均で3ヶ月程度かかることが考えられます。
まずは3ヶ月程度は頑張ることを想定しましょう。
転職活動は肉体的疲労、精神的疲労が溜まる事も多いですので、できれば早く終わらせたいですよね。
ただ、なかには3ヶ月以上かかる人もいます。
しかし、たとえ長引いたとしても、自分の希望を無視し、とにかくどんな会社でもいいからと転職活動を終わらせてしまっては後悔しか残りません。
途中、休憩をしてもいいので、自分のペースで進めましょう。
現在の転職状況は過去に類を見ないほどのの売り手市場になっており、転職を希望する人にとって大きなチャンスがある環境になっています。
このチャンスを逃すことなく、できるだけ早く転職活動を行ってください。
転職活動のスタートとして行う最初のことが転職サイトへの登録です。
おすすめは
MIIDASは転職サイトとしてもちょっと特殊で自分で求人を探して応募するのではなく、登録後にオファーを待つタイプの転職サイト。
登録時は履歴書や職歴書どころか文章を書くことがそもそもなく、用意されている選択肢から選んでいくなのでとても簡単、3分程度で完了します。
登録するとあなたの市場価値を判断してくれ、だいたいどの程度の年収で転職可能かがわかります。この結果も一つの指標としてみるのも良いでしょう。
このサイトの優れている点は登録するだけでわざわざ自分で求人を探す手間が不用となる点。
しかもオファーの量はそれなりに多いし、オファーの時点で面接確約です。
公式サイト⇒MIIDAS
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大手なだけあって職種が幅広く、さらに年齢や経験有無も関係なく全国対応しているので誰でも可能です。
またここの転職エージェントサービスはかなり評判良く、非公開求人の求人数も他社に比べて相当多いので、転職活動するなら外せない会社の一つです。
ぜひこのサイトだけには欠かさず登録しておきましょう。
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未経験業界、未経験職種に強みをもっており転職内定率は8割超え。
正社員としての職歴がない派遣社員、フリーターや既卒などの職歴がない人も利用可能であり、職歴が不十分であることを理由に断られることはほぼありません。
転職活動全般をサポートしてくれる転職エージェントサービスは何か一つは使っておきたいところですが、大手だと利用を断られてしまう場合がゼロではありません。
その点、ここは利用できる可能性が高いので、ぜひ活用してみてください。
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関連記事:転職のリスクは何がある?転職前に明確に