転職すればもっと良くなるはず！
最初は誰だってそう思っているもの。
しかし、現実はそんなに甘くなく、転職して良かったと思う人もいれば、転職しなければよかったと思う人も少なくありません。
では、転職での成功率ってどのくらいなんでしょうか。年収はあがるのでしょうか。
なんと転職の成功率は7割以上！
転職は失敗で終わる人のほうが多い。
そんな風に考えている人は多いのではないでしょうか。
ただ、それは大きな勘違い。
実は、転職に満足している成功者のほうが多いのです。
成功率は、退職理由が自己都合の場合と、会社都合の場合で異なるのでそれぞれ紹介していきましょう。
参考：厚生労働省「職業生涯を通じたキャリア形成」
自己都合の場合
自ら会社を辞める自己都合の退職。
退職者の多くは、この自己都合の退職となります。
この場合、転職の満足度は以下の通りとなります。
- 転職に満足、その会社で長く働きたい・・・55%
- 転職に満足、でもいつかはまた転職したい・・・21%
- 転職に満足、その他・・・2%
- 転職に不満、でもその会社で長く働きたい・・・6%
- 転職に不満、また転職したい・・・15%
- 転職に不満、その他・・・1%
転職に満足できていれば、十分に成功と言えるでしょう。
その割合は合わせて78%と非常に高い成功率になっています。
ただ、転職に満足していても、さらに上を求めて転職したいと考えている人も多いです。
会社都合の場合
会社が倒産してしまったり、経営不振等でリストラされること辞めることになる会社都合の退職。
辞めたくないのに辞める人も多く、転職での満足度は下がるようになります。
しかし意外にも成功率は高いです。
- 転職に満足、その会社で長く働きたい・・・45%
- 転職に満足、でもいつかはまた転職したい・・・19%
- 転職に不満、でもその会社で長く働きたい・・・9%
- 転職に不満、また転職したい・・・24%
- 転職に不満、その他・・・3%
会社都合であっても成功率は64%。
自己都合よりは低くなりますが、それでも半数以上が転職に満足しています。
転職で年収は上がる？下がる？
では、次に転職によって年収が上がるのか、それとも下がるのかを見ていきましょう。
自己都合の場合
自己都合の退職の場合の年収の結果は以下の通り。
- 増加・・・30%
- 変わらない・・・47%
- 減少・・・33%
年収が上がる人、下がる人の割合は同じくらい、一番多いのは変わらないという人です。
転職で年収を上げることを目的にしている人に限定すれば、もっと高い割合になると考えられますが、
転職の目的が年収ではなく、労働時間を減らすことや、もっと楽な仕事に就くことなどを挙げている人も多い為、このような結果になったと考えられます。
実は、年収だけをターゲットに絞れば、転職で年収を上げることは難しいことではありません。
会社都合の場合
会社都合の退職の場合の年収の結果は以下の通り。
- 増加・・・28%
- 変わらない・・・34%
- 減少・・・38%
会社都合の退職の場合、減少してしまう人が多いです。
主な原因としては、退職を余儀なくされて、できるだけ早く転職先を見つけなければいけない為、年収面で妥協してしまうことも多い為です。
また、すでに退職している場合は転職活動時に年収交渉しにくいという面もあります。
意外に高い成功率、怖がらずにやってみては？
転職で失敗したらどうしよう。
そんな風に考える人は多いでしょう。
ただ、成功率は実はこんなに高いです。
また、自分のやり方次第では、もっともっと成功率は高めることができます。
働きながら満足できる転職先が決めるまで転職活動を行う、自己分析、企業研究をしっかり行うなどしていけば、失敗する確率なんてかなり低くなります。
仕事が嫌だ、仕事を辞めたいと思いながらも、失敗を恐れて転職せずに我慢し続けるのは、やっぱり間違いです。
現在の転職状況は過去に類を見ないほどのの売り手市場になっており、転職を希望する人にとって大きなチャンスがある環境になっています。
このチャンスを逃すことなく、できるだけ早く転職活動を行ってください。
転職活動のスタートとして行う最初のことが転職サイトへの登録です。
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