パワハラを受けたことがある、もしくは受けている人を見たことがあるという人は多いのではないでしょうか。

近年は、パワハラがが悪いことであると認識されるようになり、企業としてもその対策に乗り出している場合も多々見受けられます。

しかしながら、パワハラは減っておらず、パワハラに悩んでいる人はたくさんいます。

健康を失ってしまうことにも繋がりかねないパワハラにあっている場合、時には退職という道も必要になります。

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パワハラによる退職は逃げではない

パワハラに限らず、キャリアアップなどの自分の意思以外での退職を逃げだと思ってしまい、我慢してしまう人も多いかもしれません。

しかし、決して逃げの行為ではありません。

特にパワハラはどうにも解決ができない場合があります。

パワハラにあった時にどのような対策があるか

パワハラにあっている時に、行うことができる対策として以下のようなものがあります。

  • 社内の窓口に相談
  • 上司の上司に相談
  • パワハラしてくる本人に抵抗の意思を示す

ある程度、大きい会社であれば社内にパワハラ専用の窓口を設置していることを見たことがあります。

もしあるのなら、相談してみるといいでしょう。解決につながるかもしれません。

パワハラをしてくる上司のさらに上の上司に直接相談するという手もあります。

その上司がまともであればですが。

いっそのこと、パワハラをしてくる上司に直接言うという手もあります。

パワハラ自体は、やっている側はパワハラだとは思っていない場合もあったりするので、気づかせるという意味もありますし、抵抗しない人間に対して行われる為、抵抗の意思を示すということも必要です。

ただ、これらの対策によって、パワハラが解決につながることはむしろ少数派でしょう。

それほどパワハラを解決することは難しいことです。

パワハラの解決は困難

パワハラを解決することはなかなか難しいことです。

身体的暴力など、明確にわかる部分であればまだいいですが、怒鳴るなどといった精神的なダメージをもたらすものはパワハラなのか、それとも指導なのかがわからない為、

パワハラを行ってくる上司に対して処分することが難しい為です。

結局、病気になってから、それがパワハラだったと認識されたりもしますが、

病気になった本人にとってみてはそれでは遅すぎます。

退職という道を避けない

退職という道を避けすぎるのはやめましょう。

それは決して逃げの行為ではありません。

病気になるくらいであれば退職したほうがずっといいことです。

もし、上記で述べた対策を実施しても解決できないだとか、対策することができないといった場合には、退職の道しか残されてはいないと考えてもいいでしょう。

退職し、転職することを戸惑う人もいるかもしれませんが、

むしろ一回も転職しない人のほうが少ないくらい普通のことですし、転職によってかなりの高い割合の人が不満を解消できたと言っています。

もしパワハラをうけて悩んでいるのであれば、退職することをあらためて考えてみてください。

パワハラで退職、準備すべきことは?

パワハラで退職するしかなくなった場合、いくつか準備しておきましょう。

パワハラの証拠集め

パワハラを受けている証拠は必ずとるようにしましょう。

人前で怒鳴られたり、誹謗中傷を浴びせられているのであれば会話を録音する。

メールであれば保存する。

また、いつ、どのようなパワハラを受けたかをこまめにメモに残すことも大事です。

この証拠があれば、訴えた際に勝って損害賠償金をもらうことができることもありますし、もしパワハラが原因で病気になった場合には労災であることの証拠にもないます。

また、退職後の失業保険は、退職理由が自己都合の場合には3か月受給が遅れてしまいますが、パワハラによるものだと証明できた場合にはすぐにもらうことができますので、その際にも証拠が役にたちます。

転職活動を始める

パワハラでの退職の場合、次の転職先を見つけてから退職というのは困難であることが多いでしょう。

転職期間は平均して3か月ほどあります。

パワハラによって退職すること、そして転職することを決めたとして、3ヶ月間パワハラに耐えることは大変です。

ただ、転職サイトに登録して、企業選びをする程度は事前に行っておきましょう。

できればリクナビネクストのスカウト機能にも登録することをおすすめします。

登録すればあなたにオファーが届きます。

受ける会社があることがわかれば、より退職することに対し、恐れもなくなるものです。

最後に

できることならパワハラによる退職なんてものはしたくないものです。

しかし、どうしようもない場合もあります。

そういった時は、自分の幸せを第一に考えるようにしましょう。

現在の転職状況は過去に類を見ないほどのの売り手市場になっており、転職を希望する人にとって大きなチャンスがある環境になっています。

このチャンスを逃すことなく、できるだけ早く転職活動を行ってください。

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