転職をしたいと思っても、転職活動がどんな流れで進んでいくのか、そして何をすればいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
その結果、なかなか転職活動をスタートできずに結局不満を抱えながらも転職せずに今の会社に居続けてしまっている人もたくさんいることでしょう。
ただ、転職活動はそんなに難しいことではないのです。
そこで、今回は転職活動の流れを紹介していきます。
転職活動の流れ①転職活動スタートから企業選び
まずは転職活動をスタートするまでの流れを紹介します。
転職する理由を整理する
まずは、転職するのかを自分の中で整理するところから始まります。
会社で嫌なことがあった、怒られたなどということで、突発的に転職活動を始めてしまうといったこともあるでしょうが、
感情的になって勢いで転職してしまっては、転職後の後悔につながってしまいます。
まずは転職する理由を自分の中で整理し、その理由に自分自身納得できるのかを確認してください。
ここで、明確にした転職理由は会社選びにもつながります。
関連記事:転職理由の例。本音と建前はやっぱり違う。
転職サイトに登録する
具体的に転職活動をスタートさせるには、転職先を探すことから始まります。
その為には転職サイトに登録しなくてはなりません。
最近では色々な転職サイトがでてきていますが、好きな転職サイトに登録すればいいです。
転職サイト、転職エージェントではリクナビネクストとリクルートエージェントがおすすめです。MIIDASやハタラクティブなんかも良いでしょう。
国内No1の転職サイトであるリクナビネクスト、国内No1の転職エージェントであるリクルートエージェントは求人数も多く、質も良いのでまずは使ってみましょう。
不満があれば違うサイトを活用してみればいいので、まずは試してみてください。
公式サイト・・・リクナビネクスト
公式サイト・・・リクルートエージェント
なお、リクルートエージェントに登録すればリクナビネクストに自動登録されますので、エージェントを利用するつもりがあるならリクルートエージェントに登録しましょう。
MIIDASは転職サイトとしてもちょっと特殊で自分で求人を探して応募するのではなく、登録後にオファーを待つタイプの転職サイト。
登録時は履歴書や職歴書どころか文章を書くことがそもそもなく、用意されている選択肢から選んでいくなのでとても簡単です。
また登録時には質問に対する回答から年収相場も出してくれるので、とりあえず登録してみればいいと思います。
ハタラクティブは関東で転職したいと考えている20代向けの転職サービス。
未経験業界に強く、第二新卒や既卒者、フリーター、派遣から正社員を目指す人におすすめできます。
関東以外に住んでいる人でもサポートはして貰うことは可能なので、利用してみてください。
企業選び
転職サイトに登録した後は、企業選びです。
企業選びにはあまりあせらず、じっくり検討しましょう。
特に自分がなぜ転職するのかを大事にしましょう。
いざ転職活動を始めると、転職する理由を置き去りにし、大企業、年収の高さなどに引きづられてしまうことがあります。
もちろん、転職したいと思った理由がそれであればいいですが、違う場合は注意しなくてはなりません。
また、リクナビのスカウト機能は転職先として受ける企業選びには便利です。
スカウトメールでは、あなたの職歴などから、企業側からオファーしてくれる為、高条件であり、かつ採用されやすいという特徴があります。
もし、このスカウト機能でオファーが来た企業と、あなたが転職する理由が合致するのであれば、積極的に受けるといいと思います。
また転職エージェントに登録していれば、そのエージェントが非公開求人を持ってきてくれます。
関連記事:転職するなら大企業か中小企業か。働くことのメリットやデメリット。
転職活動の流れ②応募から内定まで
次に応募から内定までの流れを紹介します。
転職先に応募
希望の転職先が決まると、応募になります。
転職エージェントからの紹介であったり、スカウト機能できたオファーでは、場合によって書類選考がない場合もありますが、
たいていは書類選考があるのが一般的です。
書類選考には職務経歴書や履歴書が必要となるのでしっかり準備が必要になります。
ここを適当にしてしまっては書類選考はとおりません。
応募の為の書類選考は転職エージェントを活用しましょう。
こういったものはほとんどの人が書くのに慣れていないため苦手で、上手く書く事ができないと悩むと思います。
しかし、転職エージェントはあなたの職務経験書や履歴書を添削してくれますので、より良い書類を作成することができます。
いざ、面接
書類選考が通過すると、いよいよ面接です。
面接時のマナーはもちろん必要ですし、応募した企業がどんな人材を望んでいるかを想定した上で、回答を準備しておくことが必要です。
面接は得意な人も、苦手な人もいるかと思います。練習する場なんてありませんよね。
しかし、転職エージェントを利用していれば、面接の練習、マナーなどを教えてくれたりするので、苦手な人はぜひ活用してください。
内定
面接が終わり、採用が決まれば内定の連絡がきます。
これは本当に嬉しいタイミング。
ちなみに不採用の場合にも連絡はきます。
ただ、例えば第二志望である場合だとかは、すぐにはその会社で決めることができない場合もあるかと思いますので、
その場合は真摯に回答を待っていただくように伝えましょう。
転職活動の流れ③退職から新天地
内定が決まれば、あとは今の会社をやめ、新天地に向かうだけ
退職
内定をもらったら、すぐに退職の手続きを進めましょう。
まず、退職の意思を会社に伝える為に、退職届けをだします。
辞めることができるのは、退職届けをだしてから2週間後ですので気をつけましょう。
もし、2週間以上を会社側に求められても引き止めることはできないので、辞めることが可能です。
もし、転職先の会社が待ってくれるのであれば、引き継ぎの時間と、余っている有給休暇を取得する期間を考え、ちょっと長めにするのがいいです。
関連記事:退職後の手続きで行うこと。失業保険、国民年金、健康保険、税金とやることは多い
いざ新天地へ
長かった転職活動はこれで終わり。
あとは、転職先の会社で頑張るのみです。