転職、就職先を選ぶ時に考える際に、自分が好きなこと、自分がやりたいことを考え、優先する人もいるでしょう。
やはり、やりたいこと、好きなことをを仕事にできるのがいいですよね。
一方で、やりたいこと、好きなことを仕事にすると失敗するということもよく聞きます。
ではやりたいこと、好きなことを仕事として選ぶことは間違いなのでしょうか。
いえ、そんなことはありません。
今回はやりたいこと、好きなことを仕事にする為、そしてその仕事を選んだ後で成功する為の方法を整理してみます。
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やりたいこと、好きなことそ仕事にすると失敗するとされている理由は?
やりたいこと、好きなことを仕事に選ぶことは当たり前の事です。
しかし、そのように選んだ仕事はよく失敗すると言われています。
その理由はなんでしょう。
理想と現実のギャップ
いくらやりたいこと、好きなことを仕事にするといっても、常にその仕事をできるわけではありません。
企業は、従業員の給料の為、株主の為、会社を存続させる為にお金を稼ぐことを目的とします。
その為に、会社に勤めた場合には、最初に思い描いていた、できるとおもっていたやりたいこと、好きなことが、ほんのわずかしかできないなんてことは日常茶飯事です。
その結果、働き出してから理想と現実のギャップに苦しみ、会社、仕事をやめてしまうといったことがおきがちです。
仕事を選ぶ際に、好きなこと、やりたいことだけを重視してしまう。
仕事、会社を選ぶ際に、やりたいこと、好きなことを仕事にするということを重視し、他の選ぶ基準を軽視してしまうといずれ後悔する場合が多いです。
例えば、いくら好きなこと、やりたいことだとしても年収が極端に低いだとか、サービス残業が多すぎるなどという状態だと、いくら好きなこといえど、いずれ辞めたいと思ってしまうことでしょう。
やりたいこと、好きなことは心変わりする
やりたいこと、好きなことというのは、仕事を選んだ時から、時間が経つと変わることがよくあります。
それは当然のこと。
仕事選びの際に、やりたいこと、好きなことを仕事にすることを重視してしまうと、
心変わりした際に、その仕事をしている理由が全くなくなってしまい、働くことが苦痛となってしまいます。
仕事選びを成功させる為には
やりたいこと、好きなことを仕事にした時に失敗してしまうことをあげてきましたが、だからといって好き、を仕事選びの基準にしてはいけないわけではありません。
むしろそれでもするべきだと私は考えています。
しかし、なにも考えずにその感情だけで仕事選びをしてしまうとやっぱり失敗してしまいます。
好きなことを仕事にする上で、どのように仕事、会社を選んでいくかを紹介します。
他の条件とのバランスを考える
好きなことだけで仕事を選んでしまうと、年収や労働条件といった面で不満をもち、失敗することは多いです。
しかし、それだけで選んで、満足する人もなかにはいます。
何が違うのでしょう?
その違いは、好きの度合いの違いです。
好きの度合いが強ければ強いほど、他のことなんてどうでもよくなっていくものです。
しかし、そこまで好きなことを見つけることも作ることも、なかなか意識的にはできません。
では、好きの度合いが低い人はどうすればいいのでしょうか。
そんなに好きじゃないんだから、そんなもの基準にするなと考える人もいるかもしれませんが、それは違うと思います。
好きの度合いが少ないとしても、好きは好きだし、やりたいことはやりた。
その基準を外してやりたくもない仕事、好きでもない仕事をやるよりもよっぽどましです。
好きな度合いが低いことは決して悪いことではありません。
ただ、好きな度合いが低い人ほど、他の条件についてもしっかり考えなくてはなりません。
年収であるとか、労働条件であるとか。
何を重視するかというと、どれか一つばかりを選びがちですが、分散させたっていいですよね。
例えば、好きの度合いが相当強ければ、
- 仕事内容…やりたいこと(100%)
- 年収…どうでもいい(0%)
- 労働環境…どうでもいい(0%)
でもいいかもしれません。
それなりに好きであれば、
- 仕事内容…好きなことに近いことができる(50%)
- 年収…400万円以上(25%)
- 労働環境…週休2日はほしい(25%)
好きなことがないなんて人は、こんな人もいるかもしれません。
- 仕事内容…どうでもいい(0%)
- 年収…800万円以上(80%)
- 労働環境…残業はあってもいいが、多すぎはやだ(20%)
極端な例をあげて行きましたが、自分でバランスを考えてみてください。
もちろん全部が100%となるような仕事がいいかもしれませんが、それを望んでしまっては仕事は決まりません。
自分にとって、何がどの程度大事で、何を譲ることができるのか考えてみましょう。
消費者目線から生産者目線に考える
やりたいこと、好きなことは、消費者の立場からそのように考えることが多いです。
ほとんどがそうであると思います。
しかし、消費者目線と生産者目線は大きく異なります。
やりたいこと、好きなことを仕事にするのであればは、生産者目線でしっかり考えなくてはなりません。
生産者目線の立場で、どんな仕事をすることになるのか、どんな仕事が必要となるのか。
自分で考えてみるとともに、インターネットで色々とその業界、職種について調べてください。
就職、転職活動に必要な考え
これまで述べたことは、実は就職、転職活動をする上で、非常に重要なことなのです。
企業側にとっても、単に好きであるとか、やりたいことであるとかという浅い理由で雇い、理想と現実の違いから辞められてしまっては困ります。
好きを生産者目線で仕事内容まで落とし込む、好き以外の会社を選んだ理由も明確にするということは就職、転職活動で合格を勝ち取るために必要なことです。
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